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学生向け案内メールに別学生情報、差込用データに不備 - 小樽商科大

小樽商科大学は、学生向けに送信した案内メールにおいて、別の学生に関する個人情報が記載されていたことを明らかにした。

同大によれば、3月26日19時、職員が学生に奨学給付金に関する案内をメールで行う際、誤送信が発生したもの。メールソフトのメール差し込み機能を使用したが、データに不備があり、227件の誤送信が生じたという。

差し込みデータとなる学生情報をまとめたCSVファイルを作成した際、大学が発行したメールアドレスやプライベートのメールアドレスが入り交じるなど不整合が発生。同大では対象となる学生に謝罪し、誤送信したメールの削除を依頼した。

今回の問題を受け、同大では学生に対する通知は大学が発行したメールアドレスのみに限定。学生個人のメールアドレスに対する送信は行わないこととし、再発の防止を図るとしている。また学生へメール送信する際、大学担当者も大学のメールアドレスを使用することを徹底するとしている。

(Security NEXT - 2025/04/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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