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「Apache Fineract」にSQLi脆弱性 - 修正アップデートが公開

金融サービス向けプラットフォーム「Apache Fineract」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

「同1.9」および以前のバージョンにおけるエンドポイントの「REST API」に、SQLインジェクションの脆弱性「CVE-2024-32838」が明らかになったもの。

細工したクエリにより、データの窃取や改ざん、システムの制御を奪うことが可能になる。

共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「9.4」と評価されているが、開発チームでは、重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とした。

開発チームでは、「同1.10.1」にて脆弱性を修正。最新版へのアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/02/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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