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IvantiのVPNやアクセス制御製品に複数の脆弱性 - 「クリティカル」も

のこる4件の脆弱性については、CVSS基本値が「6.8」から「6.0」のレンジで評価されており、重要度を「中(Medium)」とした。

またクライアントソフトウェア「Ivanti Secure Access Client(ISAC)」では、「CVE-2024-13813」が判明。CVSS基本値が「7.1」、重要度が「高(High)」とレーティングされている。

今回修正した脆弱性は、開示プログラムを通じて外部より報告を受けたとしており、アドバイザリの公開時点で脆弱性の悪用などは、確認されていない。

Ivantiでは、これらの脆弱性を修正したアップデートとなる「ICS 22.7R2.6」「IPS 22.7R1.3」「ISAC 22.8R1」をリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2024-10644
CVE-2024-12058
CVE-2024-13813
CVE-2024-13830
CVE-2024-13842
CVE-2024-13843
CVE-2024-38657
CVE-2025-22467

(Security NEXT - 2025/02/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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