サーバに不正ファイル、個人情報流出の可能性 - TCC Japan
引退した競走馬の支援事業を手がけるTCC Japanは、外部事業者のサーバが侵害されたことを明らかにした。個人情報が流出した可能性があるという。
同社によれば、2024年12月4日に同社が利用する外部事業者のサーバが侵害され、不正なファイルがサーバにアップロードされたもの。
氏名や住所、電話番号、メールアドレス、一部銀行口座番号が記録されたデータベースに対し、第三者がアクセスできる状態だった。サーバ内に決済に関する情報は含まれていないとしている。
問題の発覚を受け、警察や外部協力のもと調査を行ったが、個人情報が流出したかどうかを特定することはできなかったという。
同社は関係者に対して、身に覚えのないメールや電話、郵便物などへ注意するよう呼びかけた。
またあらたなサーバへ移行し、サービスを復旧。サーバやシステムのセキュリティ対策を強化するとともに監査を実施した。
今後外部事業者との連携を強化して管理体制を再確認するほか、顧客情報の取り扱いに関する教育や社内体制の見直しを図り、再発の防止に努めるとしている。
(Security NEXT - 2025/01/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
個人情報をメールで誤送信、半年後に判明 - 長崎国際観光コンベンション協会
学修システムに誤設定、仮保存の個人情報が閲覧可能に - 浜医大
財務事務所で個人情報含む書類紛失と誤送付が判明 - 静岡県
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
すかいらーく「テクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
Pythonの「tarfile」モジュールにサービス拒否の脆弱性
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「oauth2-proxy」に認証バイパスの脆弱性 - アップデートで修正
こども園で園児情報含む教員用資料をアプリで誤配信 - 目黒区