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制御機器商社でサーバ内のデータが暗号化被害 - 詳細を調査

工場の生産設備や電気部品の販売を手がける静岡制御は、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受け、データが暗号化されたことを明らかにした。

同社によれば、12月17日にサーバ内のデータに対するアクセスにおいて障害を確認。サーバ内のデータが暗号化されていることが判明したもの。攻撃者がサーバを侵害し、ランサムウェアによる攻撃を展開したものと見られる。

サーバには、従業員の住所や人事データ、取引先の会社名や担当者の氏名、部署、電話番号にくわえて、設計や製作に関するデータなどが保存されており、被害を受けた可能性があるとしている。

同社では関係する機器をネットワークから遮断。警察へ被害を申告するとともに、システムの運用を委託している業者と連携して被害状況の調査やシステムの復旧作業を進めている。

(Security NEXT - 2024/12/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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