Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

制御機器商社でサーバ内のデータが暗号化被害 - 詳細を調査

工場の生産設備や電気部品の販売を手がける静岡制御は、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受け、データが暗号化されたことを明らかにした。

同社によれば、12月17日にサーバ内のデータに対するアクセスにおいて障害を確認。サーバ内のデータが暗号化されていることが判明したもの。攻撃者がサーバを侵害し、ランサムウェアによる攻撃を展開したものと見られる。

サーバには、従業員の住所や人事データ、取引先の会社名や担当者の氏名、部署、電話番号にくわえて、設計や製作に関するデータなどが保存されており、被害を受けた可能性があるとしている。

同社では関係する機器をネットワークから遮断。警察へ被害を申告するとともに、システムの運用を委託している業者と連携して被害状況の調査やシステムの復旧作業を進めている。

(Security NEXT - 2024/12/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
「PHP」に複数脆弱性 - 修正版「同8.5.1」など公開
先週注目された記事(2025年12月14日〜2025年12月20日)
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を