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「macOS」の脆弱性を修正するセキュリティアップデート - Apple

Appleは現地時間12月11日、Mac向けに最新OSとなる「macOS Sequoia 15.2」「macOS Sonoma 14.7.2」「macOS Ventura 13.7.2」をリリースした。

「macOS Sequoia 15.2」では、カーネルに関する脆弱性「CVE-2024-44245」「CVE-2024-54494」「CVE-2024-54510」「CVE-2024-54531」をはじめ、CVEベースで44件の脆弱性に対処した。

「WebKit」に関する5件の脆弱性、「AppleMobileFileIntegrity」や「SharedFileList」などそれぞれ3件にくわえて、「Crash Reporter」「StorageKit」のほか、フォントやイメージ、ログ、通知センター、パッケージ処理など多岐にわたる脆弱性に対処した。

「macOS Sonoma 14.7.2」では26件、「macOS Ventura 13.7.2」では23件の脆弱性に対応。あわせて「Safari 18.2」を提供しており、6件の脆弱性を解消している。

「macOS Sequoia 15.2」で修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2023-32395
CVE-2024-44220
CVE-2024-44224
CVE-2024-44225
CVE-2024-44243
CVE-2024-44245
CVE-2024-44246
CVE-2024-44291
CVE-2024-44300
CVE-2024-45490
CVE-2024-54465
CVE-2024-54466
CVE-2024-54474
CVE-2024-54476
CVE-2024-54477
CVE-2024-54479
CVE-2024-54484
CVE-2024-54486
CVE-2024-54489
CVE-2024-54490
CVE-2024-54491
CVE-2024-54492
CVE-2024-54493
CVE-2024-54494
CVE-2024-54495
CVE-2024-54498
CVE-2024-54500
CVE-2024-54501
CVE-2024-54502
CVE-2024-54504
CVE-2024-54505
CVE-2024-54506
CVE-2024-54508
CVE-2024-54510
CVE-2024-54513
CVE-2024-54514
CVE-2024-54515
CVE-2024-54524
CVE-2024-54526
CVE-2024-54527
CVE-2024-54528
CVE-2024-54529
CVE-2024-54531
CVE-2024-54534

(Security NEXT - 2024/12/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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