WP向けセキュリティプラグインに深刻な脆弱性 - アップデートで修正
コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているセキュリティプラグイン「Really Simple Security(旧Really Simple SSL)」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
同ソフトウェアは、認証の強化やアクセス制御の追加、ログインの保護、脆弱性の検出など、複数のセキュリティ機能を提供する「WordPress」向けのプラグイン。
「同9.1.1.1」および以前のバージョンにおいて、「REST API」の処理に認証のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2024-10924」が明らかとなったもの。同プラグインは、「Free版」「Pro版」「Pro Multisite版」が提供されているがいずれも影響を受ける。
CVE番号を採番したDefiantのWordfenceでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」と評価。重要度を4段階中、もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
同プラグインの開発者は、最新版となる「同9.1.2」で脆弱性を修正した。
(Security NEXT - 2024/11/18 )
ツイート
PR
関連記事
高校部活体験会申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 群馬県
配達中に郵便物1束を紛失 - さいたま市内の郵便局
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー
ユニフォームに個人情報入りメモリ、洗濯業者から回収 - 関越病院
ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年12月7日〜2025年12月13日)
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
