「Chrome」にアップデート - 重要度「高」の脆弱性2件を修正
Googleは現地時間11月5日、ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。2件の脆弱性を解消した。
WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 130.0.6723.117」「同130.0.6723.116」、Linux向けに「同130.0.6723.116」をリリースしたもの。
今回のアップデートでは2件の脆弱性へ対処した。重要度が「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。重要度はいずれも2番目に高い「高(High)」としている。
具体的には、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性
「CVE-2024-10826」「CVE-2024-10827」へ対処した。それぞれ9月29日、10月23日に報告を受けたという。
同社は、今後数日から数週間をかけてアップデートを展開する予定。
なお、現地時間10月29日に公開した前回のアップデートでは、「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性「CVE-2024-10487」へも対応している。
(Security NEXT - 2024/11/06 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
ファイル管理ツール「File Browser」に脆弱性 - 依存ライブラリに起因
空部屋ポストに未配達の郵便物か、住民から連絡 - 徳島
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「無印良品」通販の顧客情報が流出か - 物流委託先がランサム被害
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
非常勤医師が自宅でサポート詐欺被害、内部に患者情報 - 和歌山の病院
メール誤送信で商談会出展事業者のメアド流出 - 大阪府
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
