ブラウザ最新版「Firefox 132」がリリース - 複数の脆弱性を解消
Mozilla Foundationは現地時間10月29日、ブラウザの最新版「Firefox 132」をリリースした。複数の脆弱性を修正している。
今回のアップデートでは、CVEベースで11件の脆弱性を解消した。重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。
重要度が上から2番目にあたる「高(high)」とされる脆弱性は2件。信頼されたサイトの権限が不正なサイトのオブジェクトに漏洩する「CVE-2024-10458」や、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2024-10459」などが判明した。
そのほか「中(Moderate)」とされる6件や、「低(Low)」とされる3件に対応したことを明らかにしている。
あわせて延長サポート版「Firefox ESR 128.4」「同115.17」を提供しており、それぞれ10件、3件の脆弱性に対処した。
「Firefox 132」で修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2024-10458
CVE-2024-10459
CVE-2024-10460
CVE-2024-10461
CVE-2024-10462
CVE-2024-10463
CVE-2024-10464
CVE-2024-10465
CVE-2024-10466
CVE-2024-10467
CVE-2024-10468
(Security NEXT - 2024/10/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
先週注目された記事(2025年9月7日〜2025年9月13日)
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導