Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Atlassian、アップデートで「高」脆弱性6件を修正

Atlassianは現地時間10月15日、月例のセキュリティアドバイザリを公開し、複数製品に判明した脆弱性を前月のアップデートで解消したことを明らかにした。

バグ報奨金プログラムや社内調査、サードパーティのライブラリのスキャンなどを通じて把握した脆弱性6件に対処したことを明らかにしたもの。重要度はいずれも「高(High)」とレーティングしている。

「Confluence」では、格納型クロスサイトスクリプティング(XSS)の「CVE-2024-4367」に対応。そのほか、ディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2022-24785」、サービス拒否の脆弱性「CVE-2022-31129」「CVE-2024-29131」に対処した。

特に「CVE-2024-4367」については、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「8.1」と高く、他脆弱性については「7.5」から「7.3」と評価されている。

「Bitbucket」では、「JRE」の依存関係に起因する脆弱性「CVE-2024-21147」を修正した。CVSS基本値は「7.4」となっている。

一方「Jira Service Management」では、サードパーティ製ソフトに起因するスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2024-7254」に対応した。

(Security NEXT - 2024/10/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

職員が携帯電話を一時紛失、保護ケースにロック解除メモ - 新潟県
複数の決裁文書が所在不明に、盗難の可能性も - 四條畷市
会員顧客向けメールで誤送信 - PC周辺機器メーカー
伝票を保管していた段ボール3箱を誤廃棄 - 佐賀銀
職員のアカウント2件がスパム送信の踏み台に - 東京経済大
「Django」にセキュリティアップデート - 複数の脆弱性を修正
ライクキッズへのランサム攻撃 - 脆弱性を突いて侵入
井関農機のグループ会社でランサム被害 - 影響など調査
「Apex One」「Apex Central」に脆弱性 - ホットフィクスやOS設定で対応を
SonicWall製VPN製品「SMA 100シリーズ」に複数の脆弱性