400近いエプソン製プリンタやスキャナに脆弱性 - 管理者パスワードの設定を
400近いセイコーエプソン製品に脆弱性が明らかとなった。初期設定を行わずにネットワークへ接続している場合、機器を乗っ取られるおそれがあるという。
複数の同社製品では、ブラウザより本体の設定を確認、変更できる「Web Config(Remote Manager)」機能が提供されているが、初期状態では管理者パスワードが未設定となっている脆弱性「CVE-2024-47295」が判明した。
初期設定を行わずにネットワークへ接続している場合、機器にネットワーク経由でアクセスできる攻撃者が任意のパスワードを設定し、管理者権限で操作を行うことが可能となる。
インクジェットプリンタ220モデル、レーザープリンタ58モデルをはじめ、ドットインパクトプリンタ、大判プリンタ、レシートプリンタ、スキャナ、ネットワークインターフェイスなど、あわせて393製品が脆弱性の影響を受けるという。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.1」と評価されている。アドバイザリが公表された9月30日の時点で脆弱性の悪用に関する報告は受けていない。
(Security NEXT - 2024/10/01 )
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