「MS Edge」にセキュリティ更新 - 独自含む脆弱性9件に対応
マイクロソフトは現地時間9月19日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。独自の修正も含まれる。
「Chromium 129.0.6668.59」「同129.0.6668.58」がリリースされたことを受け、これらバージョンをベースとした「MS Edge 129.0.2792.52」をリリースしたもの。
「Chromium」では、重要度「高(High)」とされる「CVE-2024-8904」をはじめ、あわせて6件の脆弱性が解消されたが、「MS Edge」ではくわえて3件の脆弱性を独自に修正している。
「CVE-2024-43489」「CVE-2024-43496」については、細工されたURLにアクセスすると、リモートよりコードを実行されるおそれがある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはともに「6.5」だが、重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングした。
あわせてなりすましの脆弱性「CVE-2024-38221」に対応している。今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2024-8904
CVE-2024-8905
CVE-2024-8906
CVE-2024-8907
CVE-2024-8908
CVE-2024-8909
CVE-2024-43489
CVE-2024-43496
CVE-2024-38221
(Security NEXT - 2024/09/20 )
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