フォーム不備で申込者情報が閲覧可能に - 男性向けヘアサロン
男性向けにサブスクリプション型カットサロンサービスを提供するENは、Googleフォームの設定不備により、申込者に関する個人情報が本人以外から閲覧できる状態だったことを明らかにした。
同社によれば、5月28日から8月5日17時56分にかけて、初回来店時に入力する「サブスクカット登録フォーム」において、申込者の個人情報が過去に回答した申込者から一定の条件を満たす場合に閲覧できる状態となっていたという。
閲覧された可能性がある申込者は1883人としており、氏名や電話番号、メールアドレス、年収、職業などが含まれる。
フォーム作成時、共同編集者に関する設定をリンクを知っている全員にしていた。編集用のURLを入手している場合に誰でも回答を閲覧できる状態だった。
編集用のURLは外部と共有していなかったが、Googleアカウントでログイン後、フォームで回答した際にそのアカウントに回答フォームが共有される状態となっていることが調査により判明したという。
同社では、フォームの設定を修正した後、サーバ上からフォームと回答を削除した。ローカル環境に回答ファイルを保存しておらず、対象となる申込者の特定ができず、個別に連絡できないとしている。
(Security NEXT - 2024/09/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
小学校で教員募集メールを誤送信、メアド流出 - 江戸川区
国民健保の被保険者情報含むUSBメモリを紛失 - 草津市
端末管理システムで誤設定、従業員情報が閲覧可能に - マイナビ
「ConnectWise Automate」に悪用リスク高い脆弱性 - 早急に対応を
DV被害者情報を保育施設で加害者に誤提供 - 奈良市
Cisco製IPフォンや侵入検知エンジン「Snort 3」などに脆弱性
Ruijie製ブリッジ「RG-EST300」に非公開SSH - 修正予定なし
バッファロー製Wi-Fiルータ「WXR9300BE6Pシリーズ」に脆弱性
NVIDIAの「Jetson Linux」やロボティクス開発環境に脆弱性
「Apache NMS.AMQP」に深刻な脆弱性 - アップデートや環境移行を呼びかけ