「Chrome」にセキュリティアップデート - 4件の修正実施
Googleは、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性に対処したという。
WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 128.0.6613.220」「同128.0.6613.119」、Linux向けに「同128.0.6613.119」をリリースしたもの。セキュリティに関する4件の修正を行った。
CVEベースで2件の脆弱性に対処している。「CVE-2024-8362」は、「WebAudio」に判明した解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性で8月5日に報告を受けた。
また同月9日に報告を受けた域外メモリへ書き込むスクリプトエンジン「V8」の脆弱性「CVE-2024-7970」を解消している。
いずれも重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。
同社では、今後数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。
(Security NEXT - 2024/09/03 )
ツイート
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開