Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

USBメモリ紛失、内部に患者情報含む可能性 - 沖縄県立病院

沖縄県病院事業局は、県立精和病院においてUSBメモリを紛失したことを明らかにした。内部に患者の個人情報が保存されていた可能性があるという。

同局によれば、同院の職員が資料作成に用いていたUSBメモリを院内で紛失したもの。7月25日にUSBメモリを使用し、その後同月29日に紛失していることに気づいた。

内部には、入院患者向けに服薬や禁煙などの遵守事項を簡易的に記載したデータが保存されている可能性があり、冒頭に患者氏名が記載されているおそれがあるという。

対象となる患者を特定できておらず、人数についても不確定だが、5人以下としている。

院内を捜索したが見つかっていない。同月31日に沖縄県病院事業局、8月2日に個人情報保護委員会へ報告した。

同院では、患者情報をUSBメモリなどへ保存しないこと、持ち出しを行わないことを徹底するよう注意喚起を実施。マニュアルの規定について見直しを実施した。

(Security NEXT - 2024/09/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

デジタル人材育成施設でメールの誤送信が発生 - 群馬県
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
DBD攻撃で拡大、ランサムウェア「Interlock」に警戒を
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
ペット保険システムにサイバー攻撃、情報流出の可能性 - アクサ損保