「Jenkins」に複数脆弱性 - アップデートがリリース
「Jenkins」に複数の脆弱性が明らかとなった。1件についてはリモートよりコードを実行されるおそれがあり、「クリティカル」と評価されている。
サーバとエージェント間の通信に利用する「Remotingライブラリ」において、任意のファイルにアクセスできる脆弱性「CVE-2024-43044」が判明した。
同脆弱性を悪用されると、コントローラのファイルシステムから任意のファイルを読み取ることが可能となり、リモートよりコードを実行されるおそれがある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.0」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
また権限のチェックに不備があり、他ユーザーより「マイビュー」へのアクセスが可能となる「CVE-2024-43045」が判明した。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「5.4」、重要度は「中(Medium)」としている。
開発チームでは、これら脆弱性を「同2.471」「同2.452.4」「同2.462.1」にて修正した。「CVE-2024-43044」の修正については実装方法を見直しており、注意が必要となる。
(Security NEXT - 2024/08/09 )
ツイート
PR
関連記事
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意