Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「EC-CUBE」やプラグインに脆弱性 - 修正パッチが提供

イーシーキューブが提供する「EC-CUBE」やプラグインに脆弱性が明らかとなった。修正パッチが提供されている。

「EC-CUBE 4」系統において、プラグインインストール時の入力値チェックに脆弱性「CVE-2024-41924」が判明したもの。攻撃者が管理者権限を持つ場合に、任意のパッケージをインストールできるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「6.8」。イーシーキューブでは、「同4.2.3」「同4.1.2-p3」「同4.0.6-p4」向けにパッチを用意した。

またイーシーキューブが「EC-CUBE 4」向けに提供している「EC-CUBE Web API プラグイン」の「OAuth管理機能」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-41141」が明らかとなっている。

CVSS基本値は、「4.8」と評価されており、アップデートが提供されている。

(Security NEXT - 2024/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

CDN導入時に設定ミス、複数フォームで個人情報を誤表示 - スカイマーク
メール本文に関係者アドレスを記載、削除し忘れ流出 - 神奈川県
複数サーバでランサム被害、痕跡未確認も情報流出の可能性 - はるやまHD
テモナのEC支援SaaSに侵害の痕跡 - 攻撃経路や影響など調査
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
3Qの脆弱性届出は160件 - ソフトウェア製品が倍増
Dellストレージ管理製品に認証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
先週注目された記事(2025年10月19日〜2025年10月25日)
地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県