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給与支払報告書を紛失、税額決定通知書の未着から判明 - 練馬区

東京都練馬区は、事業者から送付された給与支払報告書が所在不明となっていることを明らかにした。

同区によれば、5事業者から送付された給与支払報告書28人分を紛失したもの。氏名や住所、マイナンバーなどが記載されている。

5月28日から6月13日にかけて、事業者から特別徴収税額の決定通知書が未着となっているとの連絡があり、紛失が判明した。

事業者からは、給与支払報告書が簡易書留や特定記録郵便で送付されており、同区税務課への到着は確認できたものの、課税処理がされておらず、到着後に紛失したという。

郵便物の処理は同課内の限られた場所で行っており、施錠管理された場所で保管していることから、外部流出の可能性は低いと説明。誤って廃棄した可能性があるとしている。

同区では対象となる事業者に事情を説明するとともに謝罪。給与支払報告書の再提出を依頼して課税処理を行い、税額決定通知書を送付した。対象者には、書面で謝罪するとしている。

(Security NEXT - 2024/07/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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