給与支払報告書を紛失、税額決定通知書の未着から判明 - 練馬区
東京都練馬区は、事業者から送付された給与支払報告書が所在不明となっていることを明らかにした。
同区によれば、5事業者から送付された給与支払報告書28人分を紛失したもの。氏名や住所、マイナンバーなどが記載されている。
5月28日から6月13日にかけて、事業者から特別徴収税額の決定通知書が未着となっているとの連絡があり、紛失が判明した。
事業者からは、給与支払報告書が簡易書留や特定記録郵便で送付されており、同区税務課への到着は確認できたものの、課税処理がされておらず、到着後に紛失したという。
郵便物の処理は同課内の限られた場所で行っており、施錠管理された場所で保管していることから、外部流出の可能性は低いと説明。誤って廃棄した可能性があるとしている。
同区では対象となる事業者に事情を説明するとともに謝罪。給与支払報告書の再提出を依頼して課税処理を行い、税額決定通知書を送付した。対象者には、書面で謝罪するとしている。
(Security NEXT - 2024/07/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト