Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Fortinet、アドバイザリ13件を公開 - 「regreSSHion」の影響も説明

Fortinetは、現地時間7月9日にセキュリティアドバイザリ13件を公開し、複数の脆弱性へ対処したことを明らかにした。

同社は、これらアドバイザリを通じて同社製品に関する12件の脆弱性を明らかにするとともに、別名「regreSSHion」と名付けられた「OpenSSH」の脆弱性「CVE-2024-6387」が同社製品に与える影響についても説明した。

対象製品を見ると、「FortiAIOps」のアドバイザリが4件ともっとも多く、「FortiADC」に関する脆弱性が3件と続く。

同社UTM製品が搭載する「FortiOS」や「FortiProxy」に関する脆弱性2件のほか、「FortiExtender」「FortiWeb」「FortiPortal」においてもそれぞれ1件が明らかとなっている。

重要度を見ると4段階中、上から2番目に高い「高(High)」とされるアドバイザリが5件、1段階低い「中(Medium)」とされるアドバイザリが5件、「低(Low)」が2件となっている。

(Security NEXT - 2024/07/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
顧客情報含むハンディ端末が所在不明に - ミツウロコヴェッセル
サイトが改ざん被害、外部へ誘導される状態に - 京都府社会福祉協議会