全学生の個人情報を海外協定校へ誤送信 - 上智大
上智大学は、海外協定校の留学プログラム参加者リストをメール送信した際、全学生の個人情報含むファイルを誤送信するミスがあったことを明らかにした。
同大によれば、グローバル教育センターで5月16日に留学プログラムに参加する学生のリストを作成する際、同大の学生情報を含むマスターデータのシートを削除しておらず、そのまま海外協定校3校にメールで送信したという。
6月7日に同センターで別の留学プログラムの参加者リストを作成した際、マスターデータが残ったままのファイルを発見したことから誤送信が判明した。
問題のファイルには、同大に在籍する全学生1万3949人の氏名、学生番号、学部、学科、学年、生年月日、国籍などが含まれる。
同大では、送信先の協定校に誤送信したデータの削除を依頼し、削除された。対象となる学生には、メールで事情の説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2024/07/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会