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全学生の個人情報を海外協定校へ誤送信 - 上智大

上智大学は、海外協定校の留学プログラム参加者リストをメール送信した際、全学生の個人情報含むファイルを誤送信するミスがあったことを明らかにした。

同大によれば、グローバル教育センターで5月16日に留学プログラムに参加する学生のリストを作成する際、同大の学生情報を含むマスターデータのシートを削除しておらず、そのまま海外協定校3校にメールで送信したという。

6月7日に同センターで別の留学プログラムの参加者リストを作成した際、マスターデータが残ったままのファイルを発見したことから誤送信が判明した。

問題のファイルには、同大に在籍する全学生1万3949人の氏名、学生番号、学部、学科、学年、生年月日、国籍などが含まれる。

同大では、送信先の協定校に誤送信したデータの削除を依頼し、削除された。対象となる学生には、メールで事情の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2024/07/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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