Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「りそな銀行」かたるフィッシング攻撃の報告が増加

フィッシング対策協議会は、「りそな銀行」を装ったフィッシング攻撃の報告が増加しているとして注意喚起を行った。

同協議会によると、「オンラインバンキングの利用制限」や「口座の凍結」「取引規制」の通知を装ったフィッシングメールが確認されているという。

フィッシングメールでは、「パスワードの誤入力が続いた」「異常な取引が発覚した」などと説明。利用制限を解除するには「本人確認」が必要であるなどとだまし、正規サイトに見せかけた偽サイトへ誘導していた。

誘導先として少なくとも7件のURLが悪用されていることが確認されている。

7月2日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。引き続き類似したフィッシング攻撃が行われるおそれがあるとし、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/07/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

システム障害が発生、原因や影響を調査 - 黒金化成
「JVN iPedia」の脆弱性登録、2四半期連続で1万件超
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開
「Firefox」にセキュリティアップデート- UAF脆弱性を修正
資産管理製品「IBM MAS」に深刻な脆弱性 - 修正を強く推奨
製造業向けシステム「DELMIA Apriso」の脆弱性攻撃に注意 - 直近3カ月で3件
オープンスクール申込者の個人情報が閲覧可能に - 群馬の中等教育学校
医療関係者向け講演会案内メールで誤送信、取消機能で再発 - EAファーマ
現金領収帳2冊が所在不明、1冊に個人情報 - 北九州市
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開