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Veeamのバックアップ管理ツールに深刻な脆弱性 - 認証回避のおそれ

Veeam Softwareが提供するバックアップ管理ツール「Veeam Backup Enterprise Manager(VBEM)」に深刻な脆弱性が明らかとなった。

「VBEM」は、同社バックアップ製品「Veeam Backup & Replication」の一元管理やレポートの作成機能などを提供するソフトウェア。

同社は現地時間5月21日にセキュリティアドバイザリを公開し、同ツールに関する4件の脆弱性を明らかにした。

「CVE-2024-29849」は、認証なしにウェブインターフェイスから任意のユーザーとしてログインすることが可能となる脆弱性。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2024/05/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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