「VMware ESXi」など複数製品に脆弱性 - 最新版に更新を
Broadcomは現地時間5月21日、セキュリティアドバイザリを公開し、「VMware ESXi」をはじめ、傘下のVMwareブランドで展開する複数製品に脆弱性が見つかったことを明らかにした。
「VMware ESXi」「VMware Workstation」「VMware Fusion」「VMware vCenter Server」など複数製品に脆弱性が明らかとなったもの。重要度は4段階中、2番目に高い「重要(Important)」とレーティングしている。
「CVE-2024-22273」は、域外のメモリに書き込みを行うおそれがある脆弱性。仮想マシンにおいて「ストレージコントローラー」を有効化している「VMware ESXi」「VMware Workstation」「VMware Fusion」が影響を受ける。
攻撃者が「ストレージコントローラー」にアクセスできる場合、サービス拒否を引き起こしたり、他脆弱性と組み合わせ、仮想マシンからハイパーバイザー上でコードを実行することが可能だとしている。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、「VMware Workstation」「VMware Fusion」が「8.1」、「VMware ESXi」が「7.4」と評価されている。
(Security NEXT - 2024/05/22 )
ツイート
PR
関連記事
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意