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Fortinet、アドバイザリ18件を公開 - 複数製品の脆弱性に対応

Fortinetは現地時間5月14日、セキュリティアドバイザリ18件を公開した。複数製品において脆弱性に対処したことを明らかにしている。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせて18件のアドバイザリを公開したもの。重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされるアドバイザリは今回なかった。

「FortiOS」に関する5件をはじめ、「FortiProxy」「FortiPortal」「FortiSOAR」「FortiWeb」「FortiWeb Manager」「FortiSandbox」「FortiNAC」「FortiADC」「FortiAuthenticator」「FortiVoice」などの脆弱性21件について言及している。

このうち、「FortiPortal」「FortiSOAR」「FortiSandbox」「FortiWebManager」に関するアドバイザリ4件は、重要度を上から2番目にあたる「高(High)」とした。特に「FortiWebManager」では4件の脆弱性に対処したことを明らかにしている。

そのほか13件のアドバイザリについては、いずれも重要度を1段階低い「中(Medium)」とレーティングした。

(Security NEXT - 2024/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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