Palo Altoの「PAN-OS」や「GlobalProtect App」に脆弱性
Palo Alto Networksは、現地時間3月13日にセキュリティアドバイザリ3件を公開し、「PAN-OS」や「GlobalProtect App」に関する脆弱性を明らかにした。
特定の通信経路を経由させることでセキュリティポリシーを適用する「GlobalProtect App」では、権限のないユーザーがパスコードなしにアプリを無効化できる「CVE-2024-2431」が判明した。
またローカルユーザーによって権限の昇格が可能となる脆弱性「CVE-2024-2432」が明らかとなっている。
共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」におけるベーススコアについて、「CVE-2024-2431」を「5.7」、「CVE-2024-2432」を「5.2」と評価した。
一方「PAN-OS」では権限管理不備の脆弱性「CVE-2024-2433」が判明している。
データの読み取りのみ許可されている管理者が、ウェブインターフェース経由でファイルをアップロードでき、パーティションの空き容量を消費して「PAN-OS」「WildFire」などの機能を利用できなくさせることが可能だという。CVSS基本値は「5.1」と評価されている。
(Security NEXT - 2024/03/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加

