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米当局、「FortiOS」や「Roundcube」に対する脆弱性攻撃に注意喚起

「CVE-2023-43770」は、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性。平文内の悪意あるリンクを参照することによって情報が漏洩するおそれがある。

同脆弱性は2023年9月中旬にリリースされた「Roundcube 1.6.3」「同1.5.4」「同1.4.14」にて修正された。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」において共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「6.3」、重要度は「中(Medium)」とレーティングされている。

「Roundcube」に関しては、「HTMLメール」に含まれる「SVGドキュメント」の処理に判明したクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2023-5631」なども攻撃の標的となっており、注意が必要。

同脆弱性に関しては、2023年10月にリリースされた「同1.6.4」「同1.5.5」「同1.4.15」にて修正されている。

(Security NEXT - 2024/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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