「Chrome」にアップデート - 4件のセキュリティ修正
Googleは、現地時間1月30日にブラウザ「Chrome」のアップデートをリリースした。セキュリティに関する複数の修正を実施している。
Windows向けに「Chrome 121.0.6167.140」「同121.0.6167.139」、macOSおよびLinux向けに「同121.0.6167.139」をリリースしたもの。
今回のアップデートでは、セキュリティに関する4件の修正を行った。CVEベースで3件の脆弱性「CVE-2024-1060」「CVE-2024-1059」「CVE-2024-1077」に対処したことを明らかにしている。
2023年12月13日から同月29日にかけて報告されたもので、いずれも解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性だという。重要度はともに「高(High)」とレーティングされている。
同社では、今後数日から数週間をかけて同バージョンを展開していく予定。
(Security NEXT - 2024/02/01 )
ツイート
PR
関連記事
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入