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「Chrome」にアップデート - 4件のセキュリティ修正

Googleは、現地時間1月30日にブラウザ「Chrome」のアップデートをリリースした。セキュリティに関する複数の修正を実施している。

Windows向けに「Chrome 121.0.6167.140」「同121.0.6167.139」、macOSおよびLinux向けに「同121.0.6167.139」をリリースしたもの。

今回のアップデートでは、セキュリティに関する4件の修正を行った。CVEベースで3件の脆弱性「CVE-2024-1060」「CVE-2024-1059」「CVE-2024-1077」に対処したことを明らかにしている。

2023年12月13日から同月29日にかけて報告されたもので、いずれも解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性だという。重要度はともに「高(High)」とレーティングされている。

同社では、今後数日から数週間をかけて同バージョンを展開していく予定。

(Security NEXT - 2024/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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