Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Tomcat」に情報漏洩の脆弱性 - 2021年3月に修正済み

「Apache Tomcat」の開発チームは、現地時間1月19日に情報漏洩の脆弱性を明らかにした。2021年にリリースされたアップデートで修正済みだという。

不完全な「POSTリクエスト」を受信した際の処理に脆弱性「CVE-2024-21733」が判明したもの。直前に別のユーザーからリクエストされたデータがエラーレスポンスとして返され、情報漏洩が生じるおそれがある。

開発チームでは、脆弱性の重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングしている。

同脆弱性は2023年12月20日に報告を受けたものだが、2021年3月にリリースした「同9.0.44」「同8.5.64」にて修正済みだという。

(Security NEXT - 2024/01/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ