ESETのエンドポイント向け製品に脆弱性 - アップデートで修正
ESETが提供するエンドポイント向けセキュリティ対策製品に脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。
SSL/TLSトラフィックに対するスキャン機能において、サーバ証明書チェーンにおける検証処理に不備「CVE-2023-5594」が明らかとなったもの。「MD5」や「SHA1」など危殆化したアルゴリズムで署名された中間証明書を信頼できるものと見なしていた。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。脆弱性の悪用などは確認されていない。
個人向け製品のほか、法人向けのクライアント専用製品なども影響を受ける。同社では、対象製品に向けて修正モジュールを配布し、脆弱性の修正を実施したという。
(Security NEXT - 2023/12/27 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
採用職員の健診関連情報含む名簿を誤送信 - 奈良県
クレカ不正利用、前四半期比2割増 - 200億円迫る勢い
QNAP、アドバイザリ9件を公開 - 複数脆弱性を修正
アプリ生成「Lovable」に脆弱性 - 生成プロジェクトに影響
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
患者画像など所在不明、調査で持出も判明 - 富山大病院
先週注目された記事(2025年6月1日〜2025年6月7日)