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Adobe、15製品にセキュリティアップデート - 重要度高い修正も多数

Adobeは、各社がセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、15製品に向けてセキュリティアップデートをリリースした。

対象製品は、17件の脆弱性に対応した「Adobe Acrobat」や「Adobe Reader」をはじめ、「ColdFusion」「RoboHelp Server」「FrameMaker Publishing Server」といったサーバ製品、「Photoshop」「InDesign」といったデザイン編集ツール、「Premiere Pro」「After Effects」といった動画ツールなど多岐にわたっている。

「Adobe InDesign」「Adobe Bridge」「Adobe Animate」「Adobe Dimension」の4製品を除く11製品に関しては、同社による重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性の修正を行った。

悪用は確認されておらず、適用優先度に関しては、15製品いずれも3段階中もっとも低い「3」にとどめており、任意のタイミングで更新するよう求めている。

今回セキュリティアップデートがリリースされた製品は以下のとおり。

Adobe ColdFusion
Adobe RoboHelp Server
Adobe FrameMaker Publishing Server
Adobe Acrobat
Adobe Reader
Adobe InDesign
Adobe InCopy
Adobe Photoshop
Adobe Dimension
Adobe Premiere Pro
Adobe After Effects
Adobe Animate
Adobe Audition
Adobe Media Encoder
Adobe Bridge

(Security NEXT - 2023/11/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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