Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome」に脆弱性、アップデートがリリース - 「MS Edge」も準備中

Googleは、同社ブラウザ「Chrome」に脆弱性が明らかになったとしてアップデートをリリースした。マイクロソフトも「Microsoft Edge」のアップデートを準備している。

Windows向けに「Chrome 119.0.6045.124」「同119.0.6045.123」、macOSおよびLinux向けに「同119.0.6045.123」をリリースしたもので、脆弱性1件に対処した。

具体的には、音声処理に明らかとなった脆弱性「CVE-2023-5996」を修正している。解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性で、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。

10月末に中国で開催されたセキュリティコンテスト「天府杯2023」にて発見され、報告を受けたという。

「Chromium」において脆弱性が修正されたことを受け、マイクロソフトにおいても「Microsoft Edge」のアップデートを提供すべく、作業を進めている。

(Security NEXT - 2023/11/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み