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サーバより取引先や従業員の個人情報が流出 - 自動車部品メーカー

自動車部品メーカーのベルソニカは、外部より社内システムを侵害され、取引先担当者や従業員の個人情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、9月22日に侵害の形跡を検知し、外部協力のもと被害状況について調査を進めてきたが、同月13日にファイル名が公開されたことを確認した。

流出が確認されたのは、取引先担当者の氏名、住所、電話番号、所属部署、メールアドレスなど467件。従業員と元従業員および家族の氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレス、学歴など568件。

事態の判明を受けて個人情報保護委員会へ報告。対象となる関係者へ個別に説明を行っている。同社では復旧作業を進めるとともに、引き続き調査を継続するとしている。

(Security NEXT - 2023/11/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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