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コンテナセキュリティプラットフォーム「NeuVector」に深刻な脆弱性

オープンソースのコンテナセキュリティプラットフォーム「NeuVector」に深刻な脆弱性が明らかとなった。

同ソフトウェアの「Manager」や「RESTful API」で用いるトークン「JSON Web Token(JWT)」を解析し、有効なトークンを偽造することができる脆弱性「CVE-2023-32188」が明らかとなったもの。

脆弱性を悪用されると、リモートよりコードを実行されるおそれがあるという。GitHubでは、脆弱性の重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

開発チームでは、「NeuVector 5.2.2」「NeuVector Helm charts 2.6.3」にて同脆弱性を修正しており、アップデートするとともにトークンの署名に用いる証明書を置き換えることを推奨している。

(Security NEXT - 2023/10/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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