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個人情報が記載された家計調査の名簿を紛失 - 広島県

広島県は、総務省の家計調査において個人情報が記載された世帯名簿を紛失したことを明らかにした。

同県によれば、統計調査員が同調査の一般単位区世帯名簿を紛失したもの。名簿には163世帯の世帯主氏名、住所、職業などが記載されていた。

調査員は、8月28日に同県より世帯名簿を受け取り、ファイルに保管。8月29日から9月6日にかけて、調査員が調査依頼のため対象世帯を訪問し、調査票の回収などを行った。

調査を辞退する世帯があったことから、9月11日にあらたな調査予定世帯に調査協力を求めるため調査員が世帯名簿を確認しようとしたところ、世帯名簿が見当たらないことに気づき、同日同県へ報告。9月14日に警察へ届けた。

対象となる世帯には、書面により経緯の説明と謝罪を行い、必要に応じ、訪問して謝罪するとしている。

(Security NEXT - 2023/09/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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