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「小学生すくすくウォッチ個人票」を異なる児童へ誤配布 - 大阪市

大阪市立小学校において、児童の個人情報が記載された書類を別の児童に誤配布する事故が発生していたことがわかった。

同市によれば、8月29日、市立小学校の教員が、35人分の「小学生すくすくウォッチ個人票」を異なる児童へ配布していたことが判明したもの。個人票を受け取った保護者から、別の児童の個人情報が記載されているとの連絡があり判明した。

個人票には児童の学年とクラス、出席番号、アンケートやテストの結果から判明した個人の強み、テスト結果などが含まれる。

解答用紙の配布時に、各児童に付番された個人番号を確認しておらず、個人票の配布時に児童本人の個人情報が記載されていることを確認していなかった。

同校では対象となる児童の家庭訪問を行い、説明と謝罪を行ったうえで、誤配布した個人票を回収している。

(Security NEXT - 2023/09/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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