「Chrome」にアップデート、5件の脆弱性を解消
Googleは、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性を修正している。
Windows向けに「Chrome 116.0.5845.111」「同116.0.5845.110」、macOSやLinux向けに「同116.0.5845.110」をリリースしたもの。5件の脆弱性を解消している。
重要度が、4段階中2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性が4件、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2023-4430」「CVE-2023-4429」や域外メモリにアクセスする「CVE-2023-4428」「CVE-2023-4427」に対処した。
さらに重要度が1段階低い「中(Medium)」とされる「CVE-2023-4431」を修正している。
同社では、数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。今回のアップデートで対応した脆弱性は以下のとおり。
CVE-2023-4430
CVE-2023-4429
CVE-2023-4428
CVE-2023-4427
CVE-2023-4431
(Security NEXT - 2023/08/24 )
ツイート
PR
関連記事
Fortinetの「FortiOS」に複数脆弱性 - 重要度は「中」
中学校生徒の個人情報含む修学旅行のしおりを紛失 - 仙台市
子育て支援センターの登録者カードが所在不明 - 新潟市
案内メール誤送信で会員のメアド流出 - 生活クラブ生協
「MS Edge」がゼロデイ脆弱性を解消 - 前版ベースに急遽対応
「Dropbox Sign」の侵害、登録セキスペ向け演習の受講者にも影響
外部アプリより利用する「OpenSSL」の一部関数にDoS脆弱性
ゲームイベントサイトに攻撃、出展者の掲載画像が消失
アンティーク雑貨通販サイトに不正アクセス - ジョイフル本田
ランサムウェア「Black Basta」に注意 - 500超の組織で被害、医療機関も