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RPCフレームワーク「Apache bRPC」に脆弱性

RPCフレームワーク「Apache bRPC」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

サーバの起動に使用する「ServerOptions pid_file」を介して、任意のコードを実行することが可能となる脆弱性「CVE-2023-31039」が明らかとなったもの。

開発チームでは、脆弱性の重要度を「重要(Important)」としている。一方米国立標準技術研究所(NIST)による脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度をもっとも高い「クリティカル(Critical)」とした。

開発チームでは、「同1.5」にて脆弱性を修正。またソースリポジトリでパッチが公開されており、アップデートが難しい場合はパッチを適用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/05/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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