Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ゼロデイ脆弱性に対処した「Microsoft Edge 112.0.1722.48」が公開

マイクロソフトは、「Microsoft Edge」の最新版をリリースした。すでに悪用が確認されている脆弱性を解消している。

現地時間4月14日に「Chromium 112.0.5615.121」をベースとする「Microsoft Edge 112.0.1722.48」をリリースしたもの。

「Chromium」においてJavaScriptエンジン「V8」に「型の取り違え」の脆弱性「CVE-2023-2033」が判明し、修正されたことを受けてアップデートを行なった。

同脆弱性についてはすでに悪用が確認されている。今回のアップデートで修正された脆弱性は「CVE-2023-2033」のみとなり、「Microsoft Edge」独自の修正などは含まれていない。

(Security NEXT - 2023/04/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局