Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アカウント連携に不備、別ユーザーの情報を閲覧できる不具合 - 出前館

フードデリバリーサービスを展開する出前館は、特定の条件下でログインすると、別の顧客に関する個人情報が閲覧できる不具合があったことを明らかにした。

同社によれば、「出前館サービス」とサードパーティのアカウント連携システムにおいて不具合が生じていたという。同一の端末より異なる利用者がログインし、再度最初にログインしていた顧客がログインすると、あとからログインした顧客の個人情報を閲覧することが可能だった。

2020年から2023年3月23日にかけて発生。対象アカウントは25万2860件にのぼり、氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレスを閲覧することが可能だった。

内部調査により問題が判明。3月23日にシステムの改修を行っており、すでに不具合は解消済みだという。

(Security NEXT - 2023/04/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開