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可視化ツール「Kibana」に脆弱性 - アップデートで修正

「Elastic Stack」のデータを可視化するフロントエンドツール「Kibana」に脆弱性が明らかとなった。アップデートで修正されている。

オープンリダイレクトの脆弱性「CVE-2022-38779」が明らかとなったもの。細工したURLにより、「Kibana」経由で任意のウェブサイトへ誘導されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは「6.1」、重要度は「中(Medium)」とレーティングされている。

開発チームでは、バグの修正や機能強化などを実施した「同8.6.2」「同7.17.9」をリリース。同脆弱性についても修正した。

(Security NEXT - 2023/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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