Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

可視化ツール「Kibana」に脆弱性 - アップデートで修正

「Elastic Stack」のデータを可視化するフロントエンドツール「Kibana」に脆弱性が明らかとなった。アップデートで修正されている。

オープンリダイレクトの脆弱性「CVE-2022-38779」が明らかとなったもの。細工したURLにより、「Kibana」経由で任意のウェブサイトへ誘導されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは「6.1」、重要度は「中(Medium)」とレーティングされている。

開発チームでは、バグの修正や機能強化などを実施した「同8.6.2」「同7.17.9」をリリース。同脆弱性についても修正した。

(Security NEXT - 2023/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意