Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、「iOS」などのアップデートを公開 - ゼロデイ攻撃発生か

Appleは、同社スマートデバイス向けに「iOS 16.3.1」「iPadOS 16.3.1」など最新OSをリリースした。一部脆弱性は、すでに悪用されている可能性がある。

アプリよりカーネルの権限によってコードの実行が可能となる「CVE-2023-23514」や、「WebKit」における「型の取り違い」の脆弱性「CVE-2023-23529」に対処したもの。

「CVE-2023-23529」は、細工されたウェブコンテンツを読み込むと任意のコードを実行される可能性がある。すでに悪用されているおそれがあるという。

修正内容は明らかになっていないが、同日同社では「tvOS 16.3.2」「watchOS 9.3.1」をリリースした。対処した脆弱性については今後公開される予定だが、同様の修正が行われた可能性がある。また「macOS」においてもアップデートを実施しており、利用者はあわせて注意したい。

(Security NEXT - 2023/02/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小中学校4校で指導要録が所在不明、誤廃棄か - 宇都宮市
ウェブ広告に誤URL、個人情報へアクセス可能に - データ基盤サービス事業者
e講習受講者情報が閲覧可能に - プレストレストコンクリート工学会
IT講座受講者向けの案内メールで送信ミス - 会津大
システムに不正アクセス、予約者にフィッシングメール - 沼津リバーサイドホテル
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
Atlassian、8月のアップデートで脆弱性5件に対処
「HPE Aruba EdgeConnect SD-WAN」に脆弱性 - アップデートを公開
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
Android版「MS Edge」にアップデート - 独自修正も