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「Apache HTTPD」にアップデート - 脆弱性3件を修正

ウェブサーバ「Apache HTTP Server」の開発チームは、最新版となる「同2.4.55」をリリースした。脆弱性の修正なども含まれており、アップデートを呼びかけている。

今回のアップデートは「同2.4.x」系における最新のGA版。脆弱性の修正にくわえて、コアにおけるオーバーフロー対策や、複数モジュールにおけるバグの修正などが含まれる。

脆弱性については3件を修正。「mod_proxy_ajp」におけるリクエストスマグリングの脆弱性「CVE-2022-36760」や、「mod_proxy」における応答の分割が可能となる「CVE-2022-37436」、「mod_dav」において域外メモリへのアクセスが生じる「CVE-2006-20001」に対応した。

開発チームでは、同バージョン以前の利用者に対して、アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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