Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「OpenAM」の認証エージェントに脆弱性 - パッチがリリース

アプリケーションサーバにおいてリクエストに対する認証状態のチェックするエージェント「OpenAM Web Policy Agent(OpenAMコンソーシアム版)」に脆弱性が明らかとなった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「URL」のパース処理に不備があり、パストラバーサルの脆弱性「CVE-2023-22320」が存在するという。

また細工されたURLに対し、アクセスポリシーの判定が正しく行われないおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは「7.5」。

同脆弱性は、開発者より周知のためJPCERTコーディネーションセンターに報告があり、調整を実施した。ソースリポジトリにおいてパッチがリリースされており、アップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2023/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
先週注目された記事(2024年4月7日〜2024年4月13日)
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中
サポート詐欺で患者情報含むPCが遠隔操作できる状態に - 富田林病院
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 会津若松市
学校で個人情報含む入学関係書類を誤廃棄 - 横須賀市
人材育成プログラム「SecHack365」が応募受付をまもなく開始
フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用