Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Google、「Chrome」のセキュリティアップデートをリリース

Googleは、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースし、複数の脆弱性を修正した。

Windows向けに「Chrome 108.0.5359.125」「同108.0.5359.124」、macOSおよびLinux向けに「同108.0.5359.124」をリリースしたもの。

セキュリティに関する8件の驟雨性を行ったもので、CVEベースで5件の脆弱性へ対処したことを明らかにしている。重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。

いずれも解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性としており、重要度が2番目に高い「高(High)」が4件、さらに1段階低い「中(Moderate)」とされる脆弱性1件となっている。

同社は数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2022-4436
CVE-2022-4437
CVE-2022-4438
CVE-2022-4439
CVE-2022-4440

(Security NEXT - 2022/12/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

一部高齢者調査票が所在不明、民生委員が誤廃棄か - 西宮市
国交省にサイバー攻撃、ネットワーク経由で内閣府に影響
包装資材の通販サイトで侵害被害 - 詳細は調査中
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
県立高の林間学校で生徒名簿を紛失 - 埼玉県
小学校で2年分の心臓検診診断票が所在不明 - 名古屋市
イベント募集の関連ファイルに無関係の20年前登記情報 - 福山市