Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache DolphinScheduler」にコードインジェクションの脆弱性

スケジューラープラットフォーム「Apache DolphinScheduler」のアラームプラグインに脆弱性が明らかとなった。

アラームのインスタンス管理において、コマンドインジェクションが可能となる脆弱性「CVE-2022-45462」が明らかとなったもの。

開発チームでは、ログインしたユーザーのみ悪用が可能となる脆弱性としており、重要度を「中(Moderate)」とレーティングしている。

一方、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、権限に関係なく悪用できるとし、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」と評価した。

同脆弱性は7月8日にリリースされた「同2.0.6」以降にて修正されており、同バージョン以降へアップデートするよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2022/12/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
利用していたシフト管理SaaSから従業員情報が流出 - 西友
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開