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ゼロデイ脆弱性も解消した「iOS 15.7.1」「iPadOS 15.7.1」をリリース - Apple

Appleは、同社スマートデバイス向けにアップデートとなる「iOS 15.7.1」「iPadOS 15.7.1」をリリースした。

同社では、現地時間10月24日に最新OSとなる「iOS 16.1」および「iPadOS 16」をリリースしていたが、同バージョンへ更新できない一部端末でもアップデートできる「iOS 15.7.1」「iPadOS 15.7.1」を用意したもの。

「iPhone 6s」以降や「iPad Air 2」「iPad mini 4」以降などで利用でき、あわせて18件の脆弱性を解消している。悪用の報告がある「CVE-2022-42827」にも対処した。

同脆弱性は域外のメモリへ書き込みが可能となる脆弱性で、悪用されるとアプリケーションよりカーネル権限でコードを実行されるおそれがある。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2022-32923
CVE-2022-32926
CVE-2022-32927
CVE-2022-32929
CVE-2022-32932
CVE-2022-32935
CVE-2022-32939
CVE-2022-32941
CVE-2022-32944
CVE-2022-32949
CVE-2022-37434
CVE-2022-42798
CVE-2022-42800
CVE-2022-42801
CVE-2022-42803
CVE-2022-42810
CVE-2022-42817
CVE-2022-42827

(Security NEXT - 2022/10/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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