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「Apache Kylin」に脆弱性、アップデートの実施を

オープンソースの分散分析エンジン「Apache Kylin」においてコマンドインジェクションの脆弱性が明らかとなった。

キューブ設計を扱う関数にOSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2022-24697」が明らかとなったもの。悪用されるとリモートよりコードを実行されるおそれがある。

開発チームは脆弱性の重要度を「重要(Important)」とレーティング。一方、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」と評価した。

開発チームは「同4.0.2」および以降のバージョンにアップデートするか、パッチを適用するよう求めている。

(Security NEXT - 2022/10/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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