Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

OLAP対応データストアの「Apache Pinot」に脆弱性

オンライン分析処理(OLAP)に対応したオープンソースの分散データストア「Apache Pinot」に深刻な脆弱性が明らかとなった。

保護されていない環境において、クエリやレイヤーの取り込みにおいて「groovy」の関数が実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2022-26112」が明らかとなったもの。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」における共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

開発者は、脆弱性に対処した「同0.11.0」をリリース。デフォルトにおいて「groovy」の関数を無効化した。

(Security NEXT - 2022/09/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
「BentoML」に深刻な脆弱性 ─ ファイルアップロード処理に起因
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増
SAML認証ライブラリ「Node-SAML」に再度深刻な脆弱性
「VMware vCenter」にDoS脆弱性 - アップデートをリリース
Instagramアカ乗っ取り、フォロワーにDM - ブライダル会社
海外拠点を直接支援するセキュサービスを拡充 - KDDIとラック
「PowerDNS Recursor」にDNSキャッシュポイズニングの脆弱性
「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意