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尼崎市USBメモリ紛失、関係者は再々委託先 - BIPROGY「あくまで責任は弊社」

尼崎市の住民に関する個人情報が保存されたUSBメモリが一時所在不明となった問題で、同市より業務を受託していたBIPROGYは、紛失した関係者が同社の再々委託先だったことを明らかにした。

同社では、受託していた業務の一部をアイフロントに再委託しており、発表当初、USBメモリを紛失した関係者を協力会社の従業員と説明。さらに6月24日の記者会見で再委託先がアイフロントであると明かしていた。

しかしその後事実確認をしたところ、USBメモリを紛失した関係者が、アイフロントの委託先従業員であることが判明。6月26日に発表内容を訂正した。

個人の特定に至るおそれがあるとして具体的な組織名は明かしておらず、BIPROGYでは「あくまでも今回のUSBメモリ紛失の責任は弊社にある」として、あらためて謝罪した。引き続き、関係者への事実確認を継続していくという。

(Security NEXT - 2022/06/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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