OSSのCMS「SHIRASAGI」にXSSの脆弱性 - 修正版がリリース
ウェブチップスが開発を手がけるオープンソースのコンテンツマネジメントシステム(CMS)の「SHIRASAGI」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同v1.15.0」「同v1.14.2」および以前のバージョンにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2022-29485」が明らかとなったもの。
脆弱性を悪用されるとユーザーのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「6.1」と評価されている。
同脆弱性は、STNetの森山響氏が情報処理推進機構(IPA)に報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。5月に脆弱性へ対処した「同v1.16.0」「同v1.14.3」の提供が開始されており、アップデートが呼びかけられている。
(Security NEXT - 2022/06/09 )
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